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小児科からのトランジション

     小児科にかかっていた患者さんが16~18歳になられると,成人のための医療機関/診療科へ転科されることがあります.これをスムーズに行うプロセスをトランジション(移行期医療支援)と呼びます.例えば,小さい時から てんかんを治療してくださった小児科の先生に,大人になっても診察して貰いたいなぁ,とお考えでも,20歳を過ぎ,30歳になって「小児科」に通院を続けることは現実には難しいかもしれません.このような場合に,大人のてんかん診療を行う先生へ うまく橋渡しをすることがトランジションに相当します.

     開院以来,当院ではこうした患者さんを外来や訪問診療で積極的に受け入れて参りました.特に小児神経の先生が担当しておられた患者さんの場合,移行先の医師が,内科だけでなく,脳神経の病気とその治療にも精通していることが求められます.当院医師は内科全科に対応するだけでなく,神経内科の専門医/指導医であり,人工呼吸器や胃瘻,経鼻胃管,尿路の管理の他,抗てんかん薬(AED)の調整と管理や各種抗体製剤を用いる希少疾患の治療も可能です.

     小児科の先生から,直接ご相談いただく場合だけでなく,訪問看護師さんからのご相談,あるいはケースワーカーやMSWの方からご依頼いただくこともありました.適切な連携を取りながら,シームレスな移行を心がけています.そのための自立支援もお手伝いいたします.

     当院へ一気に完全移行される場合(転科)もありますし,今までの病院や担当科に定期通院しながら,平素の診察・検査や投薬を当院が代行し,双方で診察を行う「併診」を選ばれる方も多いです.最初は「併診」され,時間をかけて「転科」することも可能です.皆様のご希望に沿うべく,多職種と連携し話し合いながら最適な道を共に選んでいきましょう.

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